みなさまお仕事お疲れ様です。
マイホームを建てるにあたって家の強度(耐震)って重要ですよね。
地震大国日本。いつ大地震が来るかわかりませんよね。今後、東京大地震、南海トラフ等囁かれていますが地震に強い家を求める声は大きくなっていってます。地震が来ることは天災であって防げるものではありません。軽減させるために、耐震性や強度に対して意識をしていきたいですね。
では、実際にどの構造が強いのか。
今回は、木造編を簡単にわかりやすく説明いたします。
木造
注文住宅は主に、木造(木構造)・鉄筋(鉄骨造)の二通りの構造に分かれています。
木造・・・構造の主要な部分が木材で構成。軽量で組み立てや加工が簡単。
鉄筋・・・構造の主な部分が鉄骨で構成。鉄鋼材と梁は工場で加工され、現場でボルトでつなぎ合わせる。
木造軸組工法
- 木造軸組工法または在来工法と呼ばれます。
- 木造住宅の多くはこの工法。
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柱と梁で支える構造ですが部材同士の接合部は大変弱いので、ホールダウン金物・羽子板ボルトによる金物補強が必要。
木造枠組壁工法(2×4 ツーバイフォー)
- 枠組壁工法または2×4(ツーバイフォー)
- 木材の枠組みに構造用合板を打ち付けた壁と床で支える構造
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欧米では標準的な木造住宅
上記の二つが日本で取り扱いのある住宅での木造建築です。
2×4は最近よくききますよね。ちなみ日本では1974年頃から建築され始めたみたいですよ。
メリット
- 費用が安い・・使用する木材によって異なる。
- 自由度が高い・・自由設計において理想の家作りを行うことができる。
- 通気性、吸湿性が高い・・木材を使用している為、湿気がこもりにくい。
デメリット
- シロアリ問題・・雨風による劣化、シロアリによる被害がある。
- 工事品質・・取り扱い業者が多く、均一に同じ製品を作り出すことが不可能。いい職人を見つけなければならい。
- 耐震問題・・木材の品質によりばらつきがあり、安い木材は反ったり曲がったりするため耐震性能の低下に陥る。
木造の耐震って実際どうなのか
木造の耐震って不安ですよね。でも、木造って日本で昔から伝わる伝統工法なので、地震への対策は日々向上されており耐震性はあります。
建築基準法が存在し、地震災害を経て7回改定後現在の建築基準法になりました。
耐震は、地盤が重要となっており木造だからといって耐震が弱いことはありません。要は、基礎、地盤が重要となっています。
また、新耐震基準において床面積に必要耐震壁の量が明記されています。
まとめ
ざっくり書きましたが、使う木材の品質、ローコスト住宅と謳っている工務店・メーカーには何の木材を使用しているのか確認していただきたいですね。
安いのには理由があります。高いのには理由があります。
しっかりと、工法、使用木材、名のある職人に出会えるよう事前にしっかりと調べましょう。
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